大好きな神戸の街で働きたい
高校を卒業後に調理の専門学校に進学。卒業後、新卒で当ホテルに就職しました。入社後約2年間は宴会場のキッチンで経験を積み、3年目からは、現在の部署である鉄板焼きレストランで調理スタッフとして働いています。就職にあたっては、調理だけでなく接客やマネジメントまで幅広く学びたいと考え、ホテル業界を選びました。そのうえで、神戸の街が好きであることや、先輩たちの人柄にひかれてホテルプラザ神戸に決めました。
お客様と顔を合わせながら、毎日勉強できる
鉄板焼きというスタイルの特性でもあるのですが、毎日、お客様の目の前で調理をしています。鉄板焼きでは、料理だけでなくコミュニケーションもお客様の満足度を左右します。そういった環境の中に早くから身を置かせてもらえ、仕事を任せてもらえることが大きなやりがいになっています。お客様の反応をダイレクトに感じることができる分、吸収できることも非常に多いと感じています。
部門の垣根を超えて目標を共有できる
部署の垣根をなくしていこうというのが、会社の今の方針。「いろいろな仕事を学びたい」という理由からホテル業界に入った私にはピッタリな方針です。現在、たくさんの部署からメンバーが集まる「会社向上委員会」にも参加し、部門を超えてお客様の満足度を高めるための活動をしています。知識やスキルの向上、他部署とのつながりという面で、当ホテルは入社時に思い描いていた通りの魅力的な職場です。
答えがないことが難しさであり、おもしろさ
10人のお客様がいれば、10通りのもてなし方があります。絶対的な答えがなく、そこに接客や料理の仕事の難しさを感じることがあります。ただ、だからこそ「このお客様にぴったりなおもてなし方は?」と考えることができるし、考えがお客様の思いとマッチし、笑顔になっていただけたときの喜びも大きい。決して仕事に慣れてしまわず、常に進化を目指そうと考えています。
お出しした料理が、感動の涙を誘うことも
お出しした料理を前に、お客様が感動して涙を流されたことがあります。そのときのご注文は、「お任せ」でした。そこでお出ししたのが、偶然にもお客様の大好きなカルボナーラ。しかも気持ちが沈んでいたときだったようで、目の前に現れた大好きな一品に、感動のあまり涙されたようです。以来そのお客様は、毎年、ご来店いただいています。一皿が生み出した不思議なご縁を思わずにはいられない出来事です。